化粧品のPRに強いインフルエンサーとは？リサーチに有効なSNSを紹介

「化粧品のPRに強いインフルエンサーについて知りたい」
「化粧品のインフルエンサーはどうやって探せばよいのだろう」

化粧品のPR担当の方は、こういった疑問をお持ちではありませんか？

化粧品のPRに強い「美容インフルエンサー」の起用にはメリット・デメリットがあるため、依頼すべきか見極めることが重要です。

本記事ではそんな疑問の解決に役立つ内容を、以下の順に解説します。

• 美容系インフルエンサーに依頼するメリット・デメリット
• 人気の美容系インフルエンサーのリサーチに有効なSNS
• 美容系インフルエンサーを選ぶポイント

自社の化粧品をPRしたい方に役立つ記事なので、最後までご覧ください。

化粧品のPRに強い「美容系インフルエンサー」とは？

化粧品のPRに強いインフルエンサーは、「美容系インフルエンサー」と呼ばれます。

美容系インフルエンサーとは、化粧品やスキンケア、ヘアなどのテーマで活動する人たちを指しています。

自分自身が持つ美容に関する知識を活かして、化粧品やスキンケア製品、美容家電などの情報をSNSで発信します。

美容系インフルエンサーは有益な情報発信やユーザーとの関わりの上手さによって、人気が高い方が多いです。

美容系インフルエンサーは影響力が高く、化粧品のPRに最適な存在といえるでしょう。

化粧品のPRをインフルエンサーに依頼するメリット

ここからは化粧品のPRをインフルエンサーに依頼するメリットについて、以下の3点から解説します。

• 訴求力の向上につながる
• ターゲットを絞ってPRができる
• 商品の使用感や効果を伝えやすい

複数存在するインフルエンサーを起用するメリットを、把握していきましょう。

訴求力の向上につながる

美容系インフルエンサーを起用すると、商品の訴求力の向上につながります。

化粧品やメイクアップに関する有益な情報を日常的に発信しているため、PRに関する影響力が高いです。

インフルエンサーが発信する情報は、拡散力やコンテンツのリアルさなどから多くの消費者に届きやすくなっています。

他にもフォロワーは、インフルエンサーに対して憧れや好感を抱いています。

発信する情報の信頼度が高いといえるでしょう。

ターゲットを絞ってPRができる

美容系インフルエンサーに依頼することで、ターゲットを絞ったPRが実現します。

フォロワーは美容に関心が高い人たちが揃っている上に、年齢層や性別、ライフスタイルなども絞られているためです。

自社の商品に合うインフルエンサーを選べば、フォロワーの購入意欲を惹きつけられます。

例えば10代・20代の女性向けの化粧品の場合、若い女性に支持されているインフルエンサーを選ぶことで、PRの効果を高められるでしょう。

商品の使用感や効果を伝えやすい

インフルエンサーの起用は、商品の使用感や効果を伝えやすい点がメリットです。

使用前後の変化を、画像や動画を用いて分かりやすく説明してくれるためです。

他にもインフルエンサーは、実体験に基づいたレビューを行います。

使用感をリアルに伝えてくれるので、フォロワーは納得して購入することが可能です。

化粧品のPRをインフルエンサーに依頼するデメリット

続いて化粧品のPRをインフルエンサーに依頼するデメリットとして、以下の2点を解説します。

• ブランドイメージからずれる可能性がある
• コストが発生する

メリットと合わせて確認し、納得した上で依頼を決めると後悔しにくくなります。

ブランドイメージからずれる可能性がある

インフルエンサーを起用する場合、商品のブランドイメージからずれる可能性があります。

インフルエンサー選びを間違うと、ブランドイメージに悪影響が及んでしまいます。

悪影響が及ぶ一例は、高級コスメをPRする際に、普段プチプラ商品を愛用する10代のインフルエンサーを選ぶことです。

ブランドのイメージに悪影響が及んだ結果、消費者の信頼を失うことになりかねません。

コストが発生する

インフルエンサーに依頼する場合、コストが発生する点がデメリットです。

インフルエンサーに依頼しても、結果が保証されている訳ではないためです。

特にフォロワー数の多いインフルエンサーであれば、1回の依頼で高額な支払いが必要です。

フォロワー数が多くないインフルエンサーであっても、複数回の依頼となれば、費用はかさんでいきます。

人気の美容系インフルエンサーのリサーチに有効なSNS4選

ここからは、人気の美容系インフルエンサーのリサーチに有効なSNSについて、以下の4種類を解説します。

• Instagram
• TikTok
• YouTube
• X

自社商品のイメージに合うのはどのSNSなのか、参考にしてみてください。

Instagram

Instagramは画像やショート動画の投稿をメインとするSNSです。

ビジュアルを重視したSNSであるため、化粧品のパッケージを美しく見せたり、メイク後の顔を載せたりすることで、商品の使用感や魅力が伝わりやすくなります。

ただしInstagramは投稿が流れやすい傾向にあり、高品質なコンテンツ制作に時間がかかる可能性がある点は、注意したいところです。

TikTok

TikTokはショート動画の投稿やライブ配信のプラットフォームとして、特に若者層からの人気が高いSNSです。

TikTokは短い時間でユニークでインパクトのある動画をシェアすると、拡散力アップにつながります。

ただしTikTokはカジュアルな内容が好まれがちなため、高級感や真面目・堅実なイメージのあるブランドには向いていない可能性があります。

YouTube

YouTubeはGoogleが提供する世界最大の動画共有サービスで、国内の利用者は7,370万人にも及びます（2024年5月時点）。

YouTubeは長尺の動画コンテンツに強いため、深掘りした情報提供や詳細なレビューに向いているSNSといえます。

加えてインフルエンサーが素顔をさらけ出している点や率直な使用感が伝わりやすい点から、フォロワーと信頼関係を構築しやすくなっています。

ただしYouTubeは、起用コストや制作時間がかかる可能性があります。

インフルエンサーは、長尺動画の制作に労力がかかるためです。

X

Xとは短い文章の投稿をメインとするSNSで、文章と合わせて画像や動画の投稿も可能です。

Xは拡散力が圧倒的に高い点が魅力で、企業マーケティングにも適したプラットフォームです。

短い文章で商品の魅力を伝えたり、リンクを共有したりすることに向いています。

ただしXは情報の流れが早いことや、視覚的なインパクトが弱いことが懸念点です。

ビジュアル重視の化粧品をPRする際には向いていない可能性があります。

美容系インフルエンサーを選ぶポイント

美容系インフルエンサーの起用に関心があるものの、どういった点に注意して選ぶべきか迷う方はいるのではないでしょうか。

ここからは、美容系インフルエンサーを選ぶポイントとして、以下の3点を解説します。

• ブランドとの相性の良さ
• フォロワー数とエンゲージメント率
• 過去のレビュー実績

1点ずつ詳しく確認していきましょう。

ブランドとの相性の良さ

美容系インフルエンサーを選ぶ際、ブランドとの相性の良さを重視することが大切です。

インフルエンサーの発信の世界観が、自社商品とマッチしているか見極める必要があります。

例えば、高級感のある化粧品の場合は洗練した投稿をするインフルエンサーが、ポップな化粧品の場合はフレンドリーで華やかなインフルエンサーが合っています。

万が一、化粧品のイメージに合わないインフルエンサーに発注した場合、ブランドイメージが損なわれる懸念があります。

フォロワー数とエンゲージメント率

インフルエンサーを見つけるには、フォロワー数とエンゲージメント率を確認することが大切です。

多くのユーザーに、投稿を見てもらいやすくなるためです。

エンゲージメント率が高いと、商品の購入につながる可能性が大きいです。

エンゲージメント率から商品に興味を持っている方の割合が図れるからです。

特にコンテンツが魅力的、フォロワーとのコミュニケーションが活発などのインフルエンサーを選ぶと、エンゲージメント率は上がりやすくなります。

過去のレビュー実績

美容系インフルエンサーを選ぶ際、過去のレビュー実績を確認する必要があります。

フォロワーやブランドに対して、誠実に対応してきたことが事前に確認できるためです。

まずはインフルエンサーが、化粧品のレビューやパッケージの紹介など過去に受けたPRの詳細を確認する必要があります。

もしフォロワーから好意的な反応がある場合、自社の化粧品のPRでも近い効果が期待できます。

化粧品のPRをインフルエンサーに依頼する方法

ここからは、化粧品のPRをインフルエンサーに依頼する方法について、以下の2点から解説します。

• 事務所へ直接依頼する
• キャスティング会社へ依頼する

1点ずつ詳しく見ていきましょう。

事務所へ直接依頼する

美容系インフルエンサーに依頼する方法には、事務所へ直接依頼する手段があります。

事務所と直接やり取りするため、依頼内容や条件を細かく調整することが可能です。

キャスティング会社へ依頼する

化粧品のPRをインフルエンサーに依頼する場合、キャスティング会社を通すとスムーズです。

キャスティング会社は複数のインフルエンサーと提携しているため、自社の化粧品に合うインフルエンサーを提案してくれます。

さらに契約や交渉まで代行可能で、他の仕事に集中できます。

ただしキャスティング会社へ依頼する場合、インフルエンサーの選択肢が限られてくる可能性があります。

提携するインフルエンサーの数が多いキャスティング会社を選ぶと、より商品イメージにマッチした紹介が実現します。

まとめ

化粧品のPRにインフルエンサーの起用は、ターゲット層に届きやすい点や商品の使用感を伝えやすい点が魅力です。

一方でインフルエンサー選びを間違えると、ブランドイメージに悪影響が及ぶ懸念があります。

Kolrは、インフルエンサーのリサーチやキャンペーンの管理、運営などをワンストップで実現できるプラットフォームです。

データベースには、国を跨ぎ3億件以上なので、事務所やキャスティング会社を使わずにインフルエンサーPRを実施することが可能です。